Cogito Ergo 住む

 
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18
 
突然ですが、ヘルマン・エビングハウスの「忘却曲線」をご存知でしょうか。
  • 20分後には 42%を忘却し58%を覚えていた。
  • 1時間後には56%を忘却し44%を覚えていた。
  • 1日後には   74%を忘却し26%を覚えていた。
  • 1週間後には77%を忘却し23%を覚えていた。
  • 1ヶ月後には79%を忘却し21%を覚えていた。
これは、子音・母音・子音から成り立つ無意味な音節を記憶して、その再生率を
調べる方法で実験が行われた結果です。

記憶してから一日経つと、急激に忘れていきますが、その後はゆるやかに忘れていく
という結論が導かれました。

この実験で使用されたのは相互に関連を持たない無意味な音節であるため、学問などの
体系的な知識では、より緩やかに忘却が起こると考えられています。
また、思い出のような心に刻まれたものにも当てはまらない数字かも知れません。

でも、人間の記憶が曖昧になるのは残念ながら必須のことです。
なので今日は、自分の記憶を留めておくために日記代わりに書くことにするので、
長文だと思いますし、どうぞスルーしてください。


今日でエルと暮らし始めて丸1年が経ちました。

ダダを亡くして1ヶ月を過ぎた頃から、無性に黒猫に渇望し「いつでも里親募集中」
などでぼんやり探しては黒猫を見つけると反応し、脈が速くなるような状態でした。

他の里親募集サイトにも会員登録をし、足しげく通い続け、黒猫を探すのが当時の
日課となっていました。

メールのやり取りをしても、既にお話が進んでいたり、結局別の方に決まってしまったり、
なんとなく話がうまくいかなかったりを繰り返し、7匹目でコギと出会い、運良く
すんなりと話が進んで行ったのです。

それでも相変わらず「日課」を続けているうちに「あ、この子ダダに似てる!」と
反応してしまったのがエルでした。

エルを保護されているボランティア団体さんが、浦和の駅で譲渡会をしていると伺い、
去年の今日の夕方、とにかく黒猫に触りたいというような、多少軽い気持ちで
遊びに行ったのです。コギに会う約束の日の前日でした。

駅前に積み上げられたケージの中にエル(当時アイちゃん)はいました。
子猫と一緒に小さなケージに入って、子猫に上に乗られようと、じっとしたままのエル。
ダダよりも全体に丸みがあって、毛が長めでした。
抱かせていただくと小さく震えていて、それは人見知りのせいだったのか、
譲渡会という落ち着かない環境のせいだったのか、それとも少し肌寒くなってきた気候の
せいだったのかはわかりませんが、とにかくここから連れて帰ってあげなきゃ、と
思ってしまったのです。
生後5ヶ月と聞いていた割にはずっしりとした、既に2.3kgもある「子猫」でした。

その場でトントン拍子にトライアルの話は進み、そのまま連れて帰ることになりました。
偶然、我が家の近所のお姉さんご夫婦のお宅に泊まる予定になっていたボランティアで
来られていたSさんとエルを車に乗せ、家に戻ったのでした。

しかし、エルは想像以上のビビりでした。キャリーを開けた途端ソファーの下に一目散、
一番手の届かない隅に身を潜め、全く出てくる気配はありません。
このままでは食事もトイレもままならないと、ケージをSさんのお姉さん宅からお借り
することになったのですが、そこが今2匹がお世話になっている動物病院だったりするのです。

お借りしたケージを組み立て、なんとか獲捕したエルにお入りいただきましたが、
隅の方で小さくなってシャーシャーいっている姿を見て、だめなのかなと不安になりました。
でもその度に頭をよぎるのは、この子にはかなりの負荷がかかっているように感じた、
さっきの譲渡会の雰囲気でした。
誰か里親に名乗り出ない限り、この子は毎週車に乗せられて譲渡会に参加し、嫌でも
覗き込まれたり、抱っこされたりするんだろうと思うと、まだそれならうちの方が
ましでしょ、とエルと自分に言い聞かせました。

以前の記事(Ergo)にも書いたのですが、公園で足が腫れ上がって動けなかったところを
保護されたエルは、後でわかったんですが、マンソン裂頭条虫というカエルやヘビを
第二中間宿主とする条虫がお腹にいました。
食べるものに困って、そんなのも食べながら生き延びたんですね。

会ったときはまだ5ヶ月程度の子猫をちょっと過ぎたくらいでしたが、大人っぽく感じたのは
生後間もない頃の苦労のせいだったのかもしれません。

エル生後半年 想像以上に馴れてくれなくて、仕事から戻って声をかけると一目散にソファーや部屋の
隅のいすの下へ、という時期は続きました。

猫風邪で目がくちゃくちゃになって、それがコギにうつって高熱を出し、とうとうエルの
うんちから回虫が顔を出した時には、小さなコギが弱っちゃう、もうかわいそうだ、
諦めようと思ったりしました。もちろん結局は返せなかったんですけどね。

なんせ2匹の相性が良かったんですよ。
兄弟から離されて寂しいコギがエルにぴったりと寄り添って、エルはそんなコギを本当に
かわいがって。
コギはエルの真似ばっかりするから、小さなコギが猫の作法を覚えられたのも、爪研ぎ以外の
壁紙などで爪を研いだりしないのも、たぶんエルのおかげです。

エルコギ並んで2
おもちゃの遊び方はコギの方が上手でした
エルコギ並んで
全然違う顔の2匹
エルコギおもちゃ2
まだ後ろ足の膿を出した時に剃られた毛が生え揃ってないエル

エルコギおもちゃ1
ホントに2匹ともかわいかった・・あ、今でもか(笑

1年経った今でも相変わらずビビりで、食い意地が張ってて、おやつのキビナゴなどは
取られないように椅子の下に持って行って食べたり(誰も取らないって!)、愛情に敏感で、
いじけやすく、多少ひがみっぽい、でもコギには母のような気持ちで、かわいくて仕方ないから
執拗に毛繕いしたり、でも突然くつろいでいるところに飛びかかったりする複雑なエルです。

最初の頃はそんなエルが不憫で仕方なかったけど、今は気にしない。
だって自分の中で、2匹に差をつけていない自信があるから。

私に対しても複雑な気持ちを持っているらしく、不思議なくらい付いて歩いてくれる割には
ゴロゴロいわない、でもなぜかそばには居たがったり。

まぁ、なんだかんだ言っても、結局エルはうちが好きなんだと思います。
コギと私たち家族のことが。

エル1周年
会えてよかったね。ずっと仲良くやろう。

Comment

2009.10.19 Mon 07:46  |  ありがとう!>テラコッコさん

どの飼い主と飼い猫も会うべくして会ってるんだろうと思います。
(そう思いたい。そして終生大切に暮らして欲しい。)

もちろんテラコッコさんとエースくんもです。

私もコギの来ることがわかってる前日に、馴れてない猫を
連れて帰るとは思ってませんでした。
運命だったのでしょうね。

あんな駄文を読んでいただいて申し訳ない!
ありがとー。

2009.10.19 Mon 07:09  |  そうそう、エルもひどかった>むにすさん

だから、むにすさんのブログを読んだ時、すごく気になってました。
物陰から物陰への移動時に頭だけ、とかしっぽだけは見られても、
全身を見せてくれるようになるまでに結構かかった気がします。
幻の珍獣みたいだった。手を出すとうなられるし。

お互いがんばりましたねぇ。
めぐるちゃんもすっかり家猫さんの顔になったし。

またしてもらったお礼に私からもむにすさん、なでなで。

2009.10.18 Sun 21:18  |  一周年おめでとう!

うん。
会えてよかった。

というか、
会うことになっていたのだな・・・って
思いました。

3回、読んでしまいました。
  • #-
  • テラコッコ
  • URL
  • Edit

2009.10.18 Sun 20:26  |  

おううう・°・(ノД`)・°・
エルちゃん。
飼いはじめのくだりは、我が事のように思え泣けてきました。
その頃のくじけそうなCOGさんの気持ちも、すんご~~ぉくよくわかります。
よくここまで、育てられましたねぇ。
誕生日に続き、なでなで。
エルコギちゃん達、COGさんの愛情をうけてこれからも沢山おちゃめなことしてね~。
  • #-
  • むにす
  • URL
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COG

Author:COG
2008年8月8日に18年間
連れ添った愛猫ダダを亡くし、
もう飼わないと心に誓って
いたのに結局また黒猫達の
飼い主になりました。
2008年9月生まれのCogitoと
2008年5月生まれのErgo、
精力的に活動中。
黒猫2代目と3代目の日々を
ぼちぼち綴ります。

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どうも私はお台場とか汐留とか、ああいう 再開発系エリアが好きになれません。(もし住んでいる人がここに遊びに来てくれていたらごめんなさい。) 田舎者と思われるかもしれませんが、 六本木ヒルズも嫌いです。 青山だって西麻布だって麻布十番だって、 やっぱり昔の方が良かった。 笄町や霞町なんて雰囲気あったもんなぁ。   今じゃ神楽坂の裏道とか代官山の一部や下町にしか、 その土地の空気を感じられなくなった気がする。 もちろん狭くて地価の高い東京のどこも かしこもを、いかにもっと収益を上げられる エリアに変貌させブランド化できるかは、 一部の企業にとっては死活問題だと思うけど、 Produced by・・と海外著名建築家をゼネコンが 引っ張って来てコーディネーションし、周辺環境 との調和も考えず、似たり寄ったりな高層ビルを 建てるのはもう飽き飽き、と思ってた。 だからと言って、中途半端に個性を主張しようと 大金を投じた挙げ句ちゃちなテーマパークのような建物を 建てられると、それはそれでいたたまれない。 東京のどこかの街に立って、高いビルやその隙間から 見える空を見上げるとき、自分が今どこにいるのか わからなくなる、あのちょっとした不安感と切なさに 似た気持ちは、まるであまり知らない海外の都市で 感じるような居心地の悪い寂しさに近い。 なんで東京はこんなになっちゃったんだろう、と 寂しく手に取った1冊。 とにかくそんなになった理由は少しわかった気がする。(COG)

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猫インテリア・・と言う割には後半は猫以外にも、うさぎ、亀、モルモット、はては金魚まで登場のインテリアブックです。ポストカード付き。 みなさん、いかにもペット飼ってます、という雰囲気なく暮らしているのに、それでいて一緒に暮らしている猫達は幸せそう。ちゃんと一緒に暮らすマナーを教え、猫の嗜好を理解し、必要なものをきちんと与えていれば、人間の趣味も抑制することなく気持ちよく暮らせるんですね。(COG)

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たまりません。ヒントもいっぱい、参考になります。猫用に部屋をカスタマイズしたいと思う方、日本のペット・グッズなどに抵抗のある方はぜひ!(COG)

出版社/著者からの内容紹介 本書は日本で初めて、世界じゅうのいぬとねこのインテリアを1冊にまとめたものです。ひとたび、ペット愛好家のおうちを見ると、そこには専用ベッド、スタイリッシュなペットハウス、壁やドアに施された通り穴、ねこのための階段、ネコタワー、階段下や家具のすき間などデッドスペースの活用etc. 愛すべきペットへの愛情がはっきりとしたデザインとなっていることを目の当たりにすることができます。  本書では、こうしたペットと人間が共存する、先進的なインテリアに対する取り組み例を、パリ、ロンドン、ミラノ、ニューヨークといった海外の主要都市のほか、日本国内からも多数紹介。さらにペットにまつわる各国の最新事情もあわせて掲載しました。また、国内で買うことができるペットハウス、フードボウル、ペットトイetc. 多岐に渡るペットグッズのジャンルの中から、“デザイン重視”で厳選して掲載。   内容(「MARC」データベースより) ペットのデザイングッズ200点紹介、海外のおしゃれないぬ・ねこルーム大公開、ペットのためのセレクトショップやLOHASなカフェなどのトピックほかを掲載する。 出版社からのコメント 巻頭には、MoMAでも認められた“アニマルラバーバンド”を封入するなど、まさに充実の1冊に仕上がりました。

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これが私が買ったクリアファイルのNOROちゃんの本です。ヨーロッパ各国を飼い主夫婦と旅して撮った写真がいっぱい。飛行機乗せられたり、ちょっとかわいそーとも思ったけど、こんな素敵な写真が撮れるなら試してみたい気も・・私だけじゃなく、黒猫飼い主さんならその気になりそう。(COG)

生花店の看板猫「ノロ」が、飼い主夫婦と共にヨーロッパを旅することになりました。 旅のはじまりから終わりまで、素敵なPHOTOと可愛いデザイン、便利な情報がこの本の肝。旅好き猫好きの皆さんは、トキメかずにはいられない1冊です! [旅の主な行程] 日本→パリ→ドイツ(バーデンバーデン)→スイス<アルプス越え、インターラーケン>→イタリア(ミラノ、トリノ、イタリアンリビエラ、ニース、モナコ)→スイス→ドイツ(アウトバーン)→デンマーク<フェリー>→スウェデン→オランダ→ベルギー→パリ→日本 [著者プロフィール] 平松謙三 1969年岡山生まれ。東京都在住。デザイナー。妻と共に西荻窪で生花店『la hortensia azul』を経営。 幼少の頃から鳥を飼いつづけ、30年猫嫌いで通すも、なぜか今では大の猫好きに。趣味は旅行と乗り物全般、お茶。 内容(「BOOK」データベースより) ヨーロッパでなつやすみを過ごすハメになった黒猫ノロの、不本意ながらも楽しいバカンス。猫好き、旅好きも羨むエピソード&ハウツーが満載。

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