Cogito Ergo 住む

 
--
 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
23
 
I. はじめに
II. 通常の状態
III. 初めての状態
IIII. まとめ

----------------------------------------------------------------------------

I. はじめに

昨夜はコギエル初の試み、同室就寝実験を行った。
その実験の結果から、家猫が屋内をテリトリーと認識するのとは別に、
「自室」というものを意識しているのか、また、していると仮定するとしたら、
どのような反応を示すのか、考察したいと思う。
(以下、コギはC、エルはEで表す)


II. 通常の状態

昼間は上階をオープンにすることもあるので、そのような際にはEも筆者の部屋に
自由に入室しているが、夜間はCが件の部屋、Eは隣室にと、別れて就寝している。

各自、普段通りの部屋に入ってドアを閉めると、ルーティンの行為が始まる。
Cは前述の通り。
Eもしばらくは密着ゴロゴロし、足元で寝始め、最終的にPC前のお気に入りの椅子に
移動して寝、朝はアラームと同時に立ち上がり、鼻を齧るなどの行為をもって起こしに行き、
またしばらくゴロゴロタイムを楽しむと聞く。

これが去年の10月に彼らと同居開始以来、継続している常態である。


III. 初めての状態

まず、通常と同様の状態を作り、リラックスさせた。
Cは普段と全く変化がないので、容易に弛緩状態へ移行。
多少、短めのちゅぱタイムを終了した後、寝付きそうなのを見計らって、隣室にいる
Eの様子を探りに行く。
1匹でいるのが心細かったのか、ドアにほど近い椅子の上からこちらを窺っていた。
いったんドアを閉め、一緒に寝たいか確認をするも無反応。

ドアを開け放ち誘導すると付いてくるので、やはり寂しいのであろうと判断し、自室に
招き入れる。

普段と異なる状況に戸惑いを見せたため、アーロンチェアの上に乗せてみたところ、
案外すんなりと落ち着いたように感じられた。

しかし、Cは覚醒、ベッドの上からEを凝視。
もしかすると凝視よりも威嚇に近い目つきであったように思う。
しばらくすると、やおらベッドを降り、Eの乗っているアーロンチェアに近づき椅子を廻した。
Eは、突然回転し始めた状態に慌てた様子で、回転が収まるのを待って飛び降り、
C専用ベッドに移動した。

今度はCの方が驚き、Eを退去させようと試みるが、E得意の「おでこたたき」などの
反撃にあい、あえなく退散した。
完全に落ち着きを失ったCは机、本棚などに手当たり次第飛び乗りるなどの行為に
及び、その姿は自己の存在と不安をアピールするかのようであった。

その後、幾多の紆余曲折を繰り返し、筆者が意識喪失した明け方近くの段階では、
EはC専用ベッド上で、Cは筆者のベッドからEを見張るような位置で、双方ポジションを
確保していたと記憶している。

30分~1時間程度おきに、うっすら覚醒、確認したところでは、2度目でCがEの
そば、つまりC専用ベッドに移動を完了しており、非常に暑苦しい様子であったため、
手探りでエアコンのリモコンを操作し、環境を整えた。

4度目までは同様の状態であったが、ゴミ出し業務のため、早朝に起き上がると、
Eは変わらず、Cは筆者の横で両手両足を伸ばした完全なるノンレム睡眠状態にあった。

結局、Eは鼻を齧ることもなく、Cも普段とは大きく相違し、多少の「抱っこ要求」のみ。
なにより全員寝不足により暗澹たる朝を迎えることとなった。


IIII. まとめ

家猫には2種類のテリトリー意識があると思われる。
1つは、外部環境との境界である建物内部に対するテリトリー意識、もう1つはその中に
存在する「自室」に対するテリトリー意識である。

「自室」意識は多頭飼いの場合、通常の就寝環境にも依るところは多いと推察され、また、
何匹以降で生じるのかも不明だが、今回の被験者達のように、1匹1寝室で就寝することを
常としている猫に限定すれば、明確に認識していると結論づけられる。

また、この被験者に限定して言えば、「自室」は自己の解放などに不可欠な要素であり、
重要なプライバシー空間であると判断する。

今後、専用ベッドのような所有者が明確なアイテムの撤去などが、精神的にどのような
影響を与え、それに伴い、いかような行動の変化が現れるかを実験してみたい。


プライバシーの侵害1
「いーんだよ、そんなことはどーでも」(C@ベッド奪われ出窓でふてくされ中)

プライバシーの侵害2
「それよりベッド返して欲しーんだよね、いくらゲストとは言えさー。ふぅ・・」(C@同)

Comment

2009.07.24 Fri 17:10  |  結構猫は決めごとが好き?>akiraさん

> そういえば、実家の猫たちもしっかり夜寝る部屋が決まっています。
ほー、やっぱりそうなんだ。おもしろいですね。
あ、ちなみにご実家では何匹飼っていらっしゃるんですか?

海人くんも時間帯によって決まった場所があるんですね。
猫は結構、行動がパターン化する方なのかもしれませんね。
もっと自由気ままに、ってイメージがあるんですけど、どうもそうとも言えないようですね。

海人くん、もう一緒に寝てくれなくなっちゃったんですか・・早いな・・(苦笑
でも、具合悪い時にそばに来るのは絶対的な信頼があるから、と思って
我慢してやってください。
また寒くなったら一緒に寝てくれるかもしれないし。期待して冬を待ちましょう。

今日は東京は湿度70%だそうです。あと30%で空気から水滴落ちてくるのかと思
うだけで体調が悪くなります(笑
大阪はいかがですか?そちらの方も暑い&湿気多い地域ですよね。
どうぞ、ご無理なさいませんよう。時々海人くんと一緒にダラけてくださいね。
> 家のも朝、昼、夜と自分の決まった場所がいくつかあって、気分で選んでいる様です。
> 一緒に寝たのは退院した直後の2日ほど・・・・。
> 落ち着いたらまた別の場所で寝る様になってしまいました。
> う~ん、うらやましい・・・・。
>
> ご家族、ごかげんはいかがでしょうか。
> COGさんはどうですか。
> みなさん無理をなさらないように、ご自愛くださいね。

2009.07.24 Fri 16:58  |  お恥ずかしい・・>むにすさん

なんとなくレポート形式にしてみましたが、お褒めいただき嬉しい&恥ずかしいです。
無知にも清水義範さんを存じ上げなかったので、amazonで探しちゃいました(笑
面白そうな方ですね。ぜひ読んでみたいと思いますが、どれかお薦めはありますか?

今日はダンナも戻ってきたので思いっきり寝ます。
コギた~ん、一緒に寝ようね~♡(おバカさん)

2009.07.24 Fri 16:47  |  多頭飼いは不思議ですね>テラコッコさん

いやいや、いい加減なレポートです・・(恥
でも私も初めての多頭飼いなので、色々おもしろく観察しちゃいます。
まず、彼らは自分たちの関係を、なんだと思っているのか、
他人(猫)?姉妹?家族?それも知りたくて仕方ありません。
それによってもテリトリーに対する意識が変わってくるのでしょうし。

夜の自己解放タイムが重要だというのはよくわかりました。
コギはどこかふてくされ、エルはさっき退院してきたダンナがソファーに座った途端、
足に寄りかかって寝てました。
やっぱり寂しかったんでしょうね。ダンナの方もご満悦でしたけど(笑

昨夜は、一昨日とはまた違う寝不足でしたが、今夜からは一応、元の生活に
戻れそうなので、ようやく熟睡ができそうです。
肌と変わらないような色の白目も今日で終わるハズ。よかった。

ご心配おかけしました。ありがとうございました。

2009.07.24 Fri 16:38  |  いやいや・・>いちさん

楽しくないって(泣
完全寝不足で目が充血しまくりだわ。
とは言え貴重な体験だったんだろうなぁ。
今夜もエルが私の部屋に来たがるんじゃないかしらぁ。
でもコギはちょっとふてくされ気味だから、また二人で寝ることにします。

テリトリー、彼らなりに住み分けあるんだろうね。
確かにご飯は別だけど、お水は一緒、おもちゃも、リビングにあるものは
共有な感じで使ってるみたい。
でも部屋に関しては寝る時ドアを閉めるから余計かもしれないけど、
自分の寝るとこ!って意識が強そう。おもしろいよね。

> タワーとかでは上段を制するものが上位だとか聞くけども
そうなのか。野生な感じだね。猿山とかもそうだもんね。
明日来るタワーで強弱関係がわかるかも・・?
あ、でも、うちの場合は体重面でコギが高いとこ行くこと多いな。
エルは自分の体重にコンプレックスありそうだから、乗れてもあんまり無茶しないの。

> コレやります。私がハルの獲物(虫ね)を横取りした時。
> 「なにうそ、ありえねー!!ズダドター」って感じ><b
わはは!
ハルちゃん、虫好きなのか。うちは気にはしてるけど、いなくなっても
ちょっとだけ探してすぐ忘れてる感じ。
間近では小さいクモや蚊、ガラス越しに蝶やハチくらいしか見たことないからかなぁ。

> ウチは暖かくなってから「じゃっ!ひとりで寝るね」と、ちゅぱ後あっさり去り。。。
ハルちゃんは基本、どこで寝てるの?同じ部屋の別のベッド?
コギもちゅぱ後あっさり去って行くよ。明け方、横にいたりすることあるけど。

2009.07.24 Fri 10:13  |  なるほど、なるほど。

そういえば、実家の猫たちもしっかり夜寝る部屋が決まっています。
エルちゃんは、はしゃいで、コギちゃんはいつもの自分の場所と時間の様子が
変わって焦っちゃったかな?
家のも朝、昼、夜と自分の決まった場所がいくつかあって、気分で選んでいる様です。
一緒に寝たのは退院した直後の2日ほど・・・・。
落ち着いたらまた別の場所で寝る様になってしまいました。
う~ん、うらやましい・・・・。

ご家族、ごかげんはいかがでしょうか。
COGさんはどうですか。
みなさん無理をなさらないように、ご自愛くださいね。

2009.07.23 Thu 20:30  |  

COGさん文章上手!論文調もさすが!
雰囲気によって文体を7変化させる様は清水義範のよう。
この季節の寝不足は、翌日にひびくのでお疲れがでませんように。

  • #-
  • むにす
  • URL
  • Edit

2009.07.23 Thu 18:35  |  

ものすごい、興味深い、レポートです!!
やはり、コレは、
多頭飼い特有の、感覚なのでしょうかねー?

Cちゃん、Eちゃんは、
それぞれが、寝る時間に、
思いっきり、ラブラブ時間を満喫するっていうのが、
とっても、大切な時間なのでしょうね~

でも、数日この状態が続くと、どうなるかしら?
意外に、お互いの『イイ感じ』ポイントを見つけるかしら?

ん~、実に、興味深い・・・

とはいえ、COGさんの体調の方も、
心配ですねー!
きょうは、なんとか、ゆっくり寝れるといいですねー
Cちゃんも、Eちゃんも・・・
  • #-
  • テラコッコ
  • URL
  • Edit

2009.07.23 Thu 18:13  |  今晩もたのしみね~^^?

ずいぶんと楽しかったようじゃないのう^^?
やっぱ誰かと寝たいんだね! 荒れたコギちゃんも、しまいには一緒に♪
このままふたりともCOGさんと寝るようになったら・・・
ダンナさん!早く退院しないとっ!危機危機><q(笑

複数だとテリトリーの共有?になるのかね。
んで重なる部分と~コギちゃん寄り、エルちゃん寄りってのがあって。。
(お皿もそうだよね?毛布とか、オモチャもそう?-?)
タワーとかでは上段を制するものが上位だとか聞くけども
高さうんぬんではなしに、エル姉さん強そうね♪

>落ち着きを失ったCは机、本棚などに手当たり次第
>飛び乗りるなどの行為に及び

コレやります。私がハルの獲物(虫ね)を横取りした時。
「なにうそ、ありえねー!!ズダドター」って感じ><b

ずーっと一緒に寝てくれていいなあ。
ウチは暖かくなってから「じゃっ!ひとりで寝るね」と、ちゅぱ後あっさり去り。。。早く寒くなってくれ~(;o;q






(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://cogitoergosumu.blog24.fc2.com/tb.php/120-1bbbc836

この記事にトラックバック(FC2Blog User)

Home

translate

powered by 3ET

profile

COG

Author:COG
2008年8月8日に18年間
連れ添った愛猫ダダを亡くし、
もう飼わないと心に誓って
いたのに結局また黒猫達の
飼い主になりました。
2008年9月生まれのCogitoと
2008年5月生まれのErgo、
精力的に活動中。
黒猫2代目と3代目の日々を
ぼちぼち綴ります。

DADA

Cogito&Ergo

recent entry

new comment

category

monthly archive

you can do it

いつでも里親募集中

FC2 counter

ranking

admin menu2

WEBコンサルティング joomlaでホームページ制作 ブログパーツ制作

online counter

現在の閲覧者数:

calendar

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

clock

電力使用状況グラフ

photo

link

books1

どうも私はお台場とか汐留とか、ああいう 再開発系エリアが好きになれません。(もし住んでいる人がここに遊びに来てくれていたらごめんなさい。) 田舎者と思われるかもしれませんが、 六本木ヒルズも嫌いです。 青山だって西麻布だって麻布十番だって、 やっぱり昔の方が良かった。 笄町や霞町なんて雰囲気あったもんなぁ。   今じゃ神楽坂の裏道とか代官山の一部や下町にしか、 その土地の空気を感じられなくなった気がする。 もちろん狭くて地価の高い東京のどこも かしこもを、いかにもっと収益を上げられる エリアに変貌させブランド化できるかは、 一部の企業にとっては死活問題だと思うけど、 Produced by・・と海外著名建築家をゼネコンが 引っ張って来てコーディネーションし、周辺環境 との調和も考えず、似たり寄ったりな高層ビルを 建てるのはもう飽き飽き、と思ってた。 だからと言って、中途半端に個性を主張しようと 大金を投じた挙げ句ちゃちなテーマパークのような建物を 建てられると、それはそれでいたたまれない。 東京のどこかの街に立って、高いビルやその隙間から 見える空を見上げるとき、自分が今どこにいるのか わからなくなる、あのちょっとした不安感と切なさに 似た気持ちは、まるであまり知らない海外の都市で 感じるような居心地の悪い寂しさに近い。 なんで東京はこんなになっちゃったんだろう、と 寂しく手に取った1冊。 とにかくそんなになった理由は少しわかった気がする。(COG)

books2

猫インテリア・・と言う割には後半は猫以外にも、うさぎ、亀、モルモット、はては金魚まで登場のインテリアブックです。ポストカード付き。 みなさん、いかにもペット飼ってます、という雰囲気なく暮らしているのに、それでいて一緒に暮らしている猫達は幸せそう。ちゃんと一緒に暮らすマナーを教え、猫の嗜好を理解し、必要なものをきちんと与えていれば、人間の趣味も抑制することなく気持ちよく暮らせるんですね。(COG)

books3

たまりません。ヒントもいっぱい、参考になります。猫用に部屋をカスタマイズしたいと思う方、日本のペット・グッズなどに抵抗のある方はぜひ!(COG)

出版社/著者からの内容紹介 本書は日本で初めて、世界じゅうのいぬとねこのインテリアを1冊にまとめたものです。ひとたび、ペット愛好家のおうちを見ると、そこには専用ベッド、スタイリッシュなペットハウス、壁やドアに施された通り穴、ねこのための階段、ネコタワー、階段下や家具のすき間などデッドスペースの活用etc. 愛すべきペットへの愛情がはっきりとしたデザインとなっていることを目の当たりにすることができます。  本書では、こうしたペットと人間が共存する、先進的なインテリアに対する取り組み例を、パリ、ロンドン、ミラノ、ニューヨークといった海外の主要都市のほか、日本国内からも多数紹介。さらにペットにまつわる各国の最新事情もあわせて掲載しました。また、国内で買うことができるペットハウス、フードボウル、ペットトイetc. 多岐に渡るペットグッズのジャンルの中から、“デザイン重視”で厳選して掲載。   内容(「MARC」データベースより) ペットのデザイングッズ200点紹介、海外のおしゃれないぬ・ねこルーム大公開、ペットのためのセレクトショップやLOHASなカフェなどのトピックほかを掲載する。 出版社からのコメント 巻頭には、MoMAでも認められた“アニマルラバーバンド”を封入するなど、まさに充実の1冊に仕上がりました。

books4

これが私が買ったクリアファイルのNOROちゃんの本です。ヨーロッパ各国を飼い主夫婦と旅して撮った写真がいっぱい。飛行機乗せられたり、ちょっとかわいそーとも思ったけど、こんな素敵な写真が撮れるなら試してみたい気も・・私だけじゃなく、黒猫飼い主さんならその気になりそう。(COG)

生花店の看板猫「ノロ」が、飼い主夫婦と共にヨーロッパを旅することになりました。 旅のはじまりから終わりまで、素敵なPHOTOと可愛いデザイン、便利な情報がこの本の肝。旅好き猫好きの皆さんは、トキメかずにはいられない1冊です! [旅の主な行程] 日本→パリ→ドイツ(バーデンバーデン)→スイス<アルプス越え、インターラーケン>→イタリア(ミラノ、トリノ、イタリアンリビエラ、ニース、モナコ)→スイス→ドイツ(アウトバーン)→デンマーク<フェリー>→スウェデン→オランダ→ベルギー→パリ→日本 [著者プロフィール] 平松謙三 1969年岡山生まれ。東京都在住。デザイナー。妻と共に西荻窪で生花店『la hortensia azul』を経営。 幼少の頃から鳥を飼いつづけ、30年猫嫌いで通すも、なぜか今では大の猫好きに。趣味は旅行と乗り物全般、お茶。 内容(「BOOK」データベースより) ヨーロッパでなつやすみを過ごすハメになった黒猫ノロの、不本意ながらも楽しいバカンス。猫好き、旅好きも羨むエピソード&ハウツーが満載。

ブロとも?

bbs

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。